1)    「知っていれば、打ちたかった」ある子宮頸がん患者さんの言葉です。30歳代40歳代に発症ピークを持つ若い方の癌で毎日8人が子宮頸がんで亡くなっています。9価HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)、さいたま市で助成対象者(26才以下未接種の方すべて)の方は電話予約可能です。ワクチンと検診で子宮頸がんを克服できます。さいたま市では、打つべき時に打てなかったキャッチアップ接種対象の方(17歳から26歳/母子手帳を参考に既接種か確認可能)が無料で3回打てるのは2024年9月までです。その後は自費となり、3回でトータル92400円税込となります。2024年9月まで助成され無料です。子宮頸がんは癌の中でも大変つらい癌ですし、これは命を守る大切なワクチンですので、ぜひご検討をお願いいたします。

 

2) 2024年5月より、子宮癌、大腸癌、女性のヘルスチェック、特定健診のさいたま市検診を開始しています。女性の最も罹患率高い癌は乳癌です。大腸癌肺癌胃癌子宮癌と続きます。この中で死亡率が最も高い癌は大腸癌です。大腸癌検診は便の中に血が混じっているかの検便(便潜血反応)で簡単でぜひおすすめです。女性のヘルスチェックは無料で、20才から39才までの方に採血をして貧血、肝機能、糖尿病、脂質異常などの健康状態をみる検査です。40才以上は特定健診と名称が変わります。最低1年に1回は検査をして脳梗塞、心筋梗塞を予防しましょう。

 

3)  ほてり、発汗などの更年期障害にはホルモン補充療法が何といっても抜群に有効で、月経困難症には低用量ピルや黄体ホルモン剤が素晴らしい効果があります。副作用に関しては十分に相談しながら行う必要があります。それらが不可の方へは、エクエルや漢方治療などを行っています。当院では学会のガイドラインに沿って、標準的治療を行っております。まずは迷わずぜひ相談してみてください。

 

4)    予防、検診(検査)、治療を軸としながら産婦人科専門医として女性の生涯の健康に貢献できるかかりつけ医になれるよう努力しております。