当院の診療内容(1)

2023-05-10 19:36:00

1)緊急避妊薬とは、確実に避妊できなかった性交渉から72時間以内に以内に内服することで、妊娠を避けるお薬です。当院ではレボノルゲストレル錠7,000円(税別)です。

 

2)妊娠阻止率は24時間以内内服で95%、48時間で85%、72時間で58%で、できるだけ早く内服した方がよろしいです。

 

3)排卵させない、排卵を遅らせる、精子の侵入を防ぐ、子宮の内膜に作用して生理を引き起こす等が作用機序です。したがって次の生理が来るまで原則は性交渉なしです。あった場合は再購入再内服が必要です。

 

4)遅くとも3週間以内には生理が起こり、3週間経っても生理なければ妊娠の可能性大きく、必ず医師に相談して下さい。レボノルゲストレル錠は胎児に悪影響を与えないと考えられています。

 

5)軽い吐き気、腹痛、頭痛、倦怠感などが見られることありますが、2時間以内に吐いたときはもう一度再購入して内服して下さい。

 

6)低用量ピルと違い、授乳中の方でも24時間授乳ストップすれば内服可能、タバコ吸う方も内服可能です。レボノルゲストレル過敏症、妊婦、肝、心、腎疾患のある方は不可です。ホルモンバランスに影響を与えることはありません。

 

7)初診では、最後の生理が始まった日、生理の周期、性交渉の日時、すでに妊娠が進行している可能性があるかなどを教えて下さい。

 

8)繰り返す方は、informationの低用量ピル(自費)を内服中の方へを参考にして下さい。