当院の診療内容(1)
2023/05/10
緊急避妊薬を内服の方へ
1)緊急避妊薬とは、確実に避妊できなかった性交渉から72時間以内に以内に内服することで、妊娠を避けるお薬です。当院ではレボノルゲストレル錠7,000円(税別)です。
2)妊娠阻止率は24時間以内内服で95%、48時間で85%、72時間で58%で、できるだけ早く内服した方がよろしいです。
3)排卵させない、排卵を遅らせる、精子の侵入を防ぐ、子宮の内膜に作用して生理を引き起こす等が作用機序です。したがって次の生理が来るまで原則は性交渉なしです。あった場合は再購入再内服が必要です。
4)遅くとも3週間以内には生理が起こり、3週間経っても生理なければ妊娠の可能性大きく、必ず医師に相談して下さい。レボノルゲストレル錠は胎児に悪影響を与えないと考えられています。
5)軽い吐き気、腹痛、頭痛、倦怠感などが見られることありますが、2時間以内に吐いたときはもう一度再購入して内服して下さい。
6)低用量ピルと違い、授乳中の方でも24時間授乳ストップすれば内服可能、タバコ吸う方も内服可能です。レボノルゲストレル過敏症、妊婦、肝、心、腎疾患のある方は不可です。ホルモンバランスに影響を与えることはありません。
7)初診では、最後の生理が始まった日、生理の周期、性交渉の日時、すでに妊娠が進行している可能性があるかなどを教えて下さい。
8)繰り返す方は、informationの低用量ピル(自費)を内服中の方へを参考にして下さい。
2023/05/07
ホルモン補充療法の方へ
1)ほてり、のぼせ等の更年期症状を高い確率で改善します。
2)骨粗しょう症、萎縮性膣炎、脂質異常症、更年期うつ症状、お肌の不調、生活の質を改善する効果が期待できます。
3)ジェルやパッチの経皮吸収エストロゲンと天然型プロゲステロンの組み合わせが最も安全な治療法とされています(日本女性医学学会)。
4)1年に1回子宮頸がんと体がんの検査、超音波検査、血液検査等が望ましいです。
5)1年に1回の乳がん検診、マンモグラフィーや乳腺超音波検査を受けてほしいです。できれば、1ヶ月に1回乳房の自己検診もお願いします。
6)まれに血栓症があるので、ふくらはぎのマッサージ、適度の水分摂取を心がけましょう。
7)ホルモン補充療法終了のタイミングは難しいですが、ご一緒によく相談して決めましょう。
2023/05/07
低用量ピル(自費)を内服の方へ
1)避妊が目的です。効果は100%ではないことに注意が必要です。妊娠(失敗)率は0.29%です。
2)副効用として、生理痛緩和、生理量減少が期待できます。
3)1年に1回の子宮頸がん検診、超音波検査がおすすめです。
4)子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、卵巣腫瘍のある方は3~6ヶ月に1回超音波検査が望ましいです。
5)くれぐれも血栓症やエコノミー症候群にならぬように、ふくらはぎのマッサージや適度な水分摂取を心がけて下さい。
6)内服開始後2~3ヶ月は、軽度の吐き気、便秘、頭痛、不正出血や乳房のはりがあります。症状が重い場合には中止して相談して下さい。
7)当院ではトリキュラー28、マーベロン21処方可能です。(いずれも2,500円税別)
2023/05/07
低用量ピル(保険薬)を内服の方へ
1)生理痛、生理出血量の過多、月経前の不調、子宮内膜症や子宮腺筋症が悪くならないようにするのが目的です。
2)生活の質が改善します。
3)1年に1回の子宮頸がん検診、超音波検査がおすすめです。
4)子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、卵巣腫瘍のある方は3~6ヶ月に1回超音波検査が望ましいです。
5)くれぐれも血栓症やエコノミー症候群にならぬように、ふくらはぎのマッサージや適度な水分摂取を心がけて下さい。
6)内服開始後2~3ヶ月は、軽度の吐き気、便秘、頭痛、不正出血や乳房のはりがあります。症状が重い場合には中止して相談して下さい。
7)今までの毎月生理をおこすピルよりも、最長120日間生理なしのピルが効果があり主流となってきています(ガイドライン)。
8) 不妊症になる子宮内膜症などの病気予防も期待できるので、妊活の直前までおすすめです。
9) 当院で処方可能な低用量ピル(保険薬)は、ヤーズフレックス、ヤーズ、ドロエチ、ルナベルULD、ルナベルLD、フリウェルULD、フリウェルLD、ジェミーナです。
2023/04/29
宮原駅西口のロータリー
宮原駅西口の駅前広場に面しています。
1階は埼玉りそな銀行ATMとたばこ屋さんです。
クリニックは2階で、入り口は写真中央です。
ホームページを再開しました。